夏休みの宿題のなかで、親子そろって最も頭を悩ませるのが自由研究ではないでしょうか。テーマ決めから始まって、実験や観察、まとめ方にいたるまで考えることが盛りだくさん。親の出番も多くなることでしょう。 最近では、自由研究は必須ではなく自由課題になっている学校も増えているようですが、せっかくの長い休み。ぜひ積極的に挑戦してみませんか?思考力・判断力・表現力が重視されるこれからの教育において、自由研究にじっくり取り組んだ経験は、きっと役に立ちますよ。 今回は、自由研究で人気が高いテーマをピックアップ。ここでは概要の紹介に留めていますので、詳しい内容は本やインタ―ネットで調べてくださいね。
■【実験編】自由研究の王道!手と目を使って納得しよう
・水に浮く野菜や果物調べ 野菜や果物が水に浮くか、それとも沈むのかを調べる実験です。水に浮いたものにはどんな特徴があるか考えるのがポイント。余裕があれば、皮をむいたときにはどうなるか、また、塩水やさとう水など、水以外のものを使うと結果は変わるのかなど、試してみましょう。 ・バスボムづくり 重曹とクエン酸、ごく少量の水を混ぜて作るバスボム。お風呂に入れるとシュワシュワと泡が出ます。その様子から、重曹とクエン酸が水の中で反応すると、泡(二酸化炭素)が発生することを確認しましょう。食用の重曹とクエン酸を各少量を冷水で溶かしたものは、炭酸水としても楽しめますよ。 ・水性ペンの色分け実験 1色に見える水性カラーペンの色は、実は何色かが混ざり合ってできています。どんな色が混ざっているのか、水に溶かして確かめる実験です。 コーヒーフィルターを切ったものに水性ペンで印をつけ、コーヒーフィルターが吸い上げた水が、その印を溶かしていく様子を観察。すると、その水性ペンに混ぜ込まれた複数の色が徐々に表れてきます。同じ系統の色でも、混ざっている色が違うので、さまざまなメーカーのもので試すのも、興味深いですよ。