■頼みっぱなしはNG!コミュニケーションをとりながら
年齢も上がり幼稚園や保育園に入ると集団生活する中で色々学んできます。ママやパパとだけではなく、園のお友達や先生、お友達のお母さんといった、親と違う人と触れ合う機会が増えるため、コミュニケーションをとることが大事になります。 難易度が高くなるお手伝いや時間のかかるお手伝いでは時々コミュニケーションをとりながら進めていく、または一緒にやってあげることが大切です。その際は小さなことでも「すごいね!」「助かるわ」など褒めて、感謝しながら進めていくと子どもも安心します。 小さなうちは「お願いね!」と頼みっぱなしだと途中で止まってしまってわからなくなったとき、不安で一杯になりできなくなってしまいます。その上「まだできてないの?」「もっと早くしてよ!」という言葉を言われたら本当に悲しくなります。 子どもも「やらなきゃよかった」と思ってしまうので避けてほしいです。
■スタンプやシールを利用して楽しみながらする
お手伝いができるようになってきたら、少しステップアップしてお手伝いを続けて欲しいな、と思いますよね。大切なのはお手伝いが苦痛なものというイメージを与えないことです。お手伝いをしたらたくさん褒めてあげましょう! お手伝いをしたら褒められる、喜ばれる、感謝される、そういったことが嬉しくて自らお手伝いをしてくれる子どももいます。 また、お手伝いを続けてもらう工夫として、小さな子どもであれば、お手伝いをするとスタンプやシールが溜まっていく、という遊びを入れるのも有効です。お手伝い、よりもスタンプやシールを溜めることがメインになってしまいそうですが、続けなければ溜まりません。 スタンプやシールを溜めることでは楽しめない年齢になってきたら、溜めたスタンプやシールをポイントに換算してポイントからお小遣いを決める、というやり方にすることも1つの案です。
■まとめ
お手伝いをお願いする上でNGなことは、できないことをけなしたり、やってくれたお手伝いを目の前で、これではダメといわんばかりにやり直してしまうこと、兄弟やお友達と比較してしまうことです。 お手伝いはコミュニケーション力を鍛えたり、自分のことを自分でするという自立にもつながっていきます。また、自分のやっていることに対してママやパパが認めてくれていると感じることで自己肯定感も育てることができます。 時間がかかっていたりするとつい手を出してしまったりしがちですが、考えながらやっている子どものサポート役として接してあげることをおすすめします。