■家庭訪問のマナーその3:お茶やお茶菓子について
あらかじめ、学校からの案内に「お茶などのご配慮は不要です。」というようなことが書かれている場合があります。その言葉通り、本当に出さなくても問題ないのか心配になることもあるでしょう。 先生の立場からすると、全家庭で出されたお茶をいただくわけにはいかないため、ない方が気を遣わなくてよいそうです。 しかし、口をつけられなかったとしても、形式的に出した方が無難という意見も。 不安な場合には、緑茶やコーヒーなど2種類以上をお出しできるよう用意しておき、先生に「どちらになさいますか?」というように聞いてみるとよいでしょう。断られた場合にはお出しする必要はありません。 また、お茶菓子についても基本的には不要です。どうしてもお茶と一緒に出したいという場合には、個包装になったものを用意するとよいでしょう。その場で口をつけなかったとしても、お持ち帰りいただけるからです。
家庭訪問のおもてなしは一般的なおもてなしと違い、配慮しすぎないことも大切です。 1日に複数軒のお宅を回る先生は、1軒あたり10分程度の滞在時間にとどめないと回りきれないため、あまり長話にならないよう気をつける必要があります。先生の立場に立った配慮をしつつ、ママが負担にならない程度に準備できるといいですね。