■引きこもり生活で子どもに与えてしまう影響は?
自宅に引きこもった生活でリフレッシュが上手にできないと、ママの気持ちは重くなりがちです。そんなママの様子を一番近くで見ているのは子ども。まだ言葉を話せないような小さい子でも、大好きなママの様子はしっかり見ています。その結果、「ママどうしたんだろう?」「ママ大丈夫かな?」という気持ちが強くなり、情緒不安定になってしまうこともあるようです。 小さな子は、ママに笑っていてほしい……そんな思いをうまく伝えられず、逆にママを困らせてしまうことも。引きこもり育児は、ママと子どもが1対1となり第三者不在になるため悪循環に陥りやすいのです。 また、外出はママにとって気分転換になるだけでなく、子どもにとっても身体や心の成長のために大切です。外に出ることで、暑い・寒い・まぶしいなどの外気の刺激を受けます。他人と関わることで興味を持ったり、真似したいと思ったり、おもちゃを取られて悲しい・イヤという思いを知ったり、家の中では感じられない刺激を心と身体で感じ成長していくのです。 確かに、外ではイヤな思いをする場合もあります。しかし、そういった刺激を受けることは、思いやりの心を育てます。刺激を遮断してしまうと、状況に合わせた行動力を身に着けにくくなってしまうことがあります。 家の中だけの行動では体力が付かなくなってしまいます。風邪などの病気になりやすくなったり、すぐに疲れて機嫌が悪くなってしまったり、この先必要になる体力が育ちにくくなります。 ママは子どものために色々なものから守って大事に育てていきたくなるもの。しかし、子どもにとっては良い刺激になることもあるので思い切って人とつながり、子どもと外出していきましょう。