■プロとして必要になる資格

個人で楽しむ分には民間の資格で十分ですが、プロとしてやる場合には国家資格が必要なものもあります。 例えばボクシングがそうです。アマチュアでは必要ありませんが、プロとしてリングに上がるにはライセンスが必要になります。 野球やサッカーなどの場合、資格がなくても行うことができますが、しっかりとした技量がなければプロにはなれません。 過去の実績が評価されたり、入団テストを受けたりするのですが、プロとして採用されるということがある意味では、ライセンスに匹敵しているといえるかもしれません。


■指導者になるための資格

スポーツに関する資格で最も有効活用できるのが、指導者になるための資格ではないでしょうか。いわゆるインストラクターやトレーナーといった資格となります。 近年はなかなか運動する機会がなく、運動をしたり体を鍛えたりする場所としてフィットネスクラブやスポーツジムがあります。 これらの場所を指導を行うにも資格があります。日本体育協会の認定する指導員の資格です。 取得には講習の受講と試験のクリアが必要となります。日本体育協会の指定する大学などで学ぶことで、講習や試験の一部が免除されます。 つまり、体育系の大学などで学べる知識が必要になるということです。職業につながる資格なので、かなり本格的な学習が必要になります。 いろいろなスポーツにはその選手だけでなく、判定をする審判も必要になります。審判になるにはそのスポーツに関してのルールを熟知している必要があり、公正でなければなりません。 そのため、審判になるにも資格が必要となります。公式な試合となると資格を取得した審判員が必要になりますが、それだけで生活というのは難しいので、副業とし役立つ資格といえるでしょう。