仕事をする上では、メモをとるということはとても大切です。さまざまな情報をその場で書き留めておくことで、後で見返して整理をすることができます。お客さんや取引先からの電話など、その場できちんとメモをとっておかないと、トラブルに発展することもあります。

 

とはいえ、やみくもにメモを取っても情報が散乱してしまうので、メモをとる必要がある場合とない場合の切り分けも大切になってきます。仕事を効率よくこなしている人はメモの取り方も上手です。そこで今回は、上手なメモの取り方についてご紹介します。


なぜメモが必要なのでしょうか?


人間の記憶はあいまいな部分も多いです。一度聞けば完璧に覚えているといった特殊な人もなかにはいますが、一般的な場合はいろいろな内容を全て記憶しておくというのは難しいものです。

 

簡単な内容であればメモをとる必要はないですが、内容が多岐にわたるとどうしても一部が抜けていたり、初めのころのことを忘れていたりすることも多くなります。 また、何かひらめいたりした場合も後から思い出そうとすると、意外に出てこない場合も多いのです。人間の記憶はいい加減なもので、忘れている部分は自分で勝手に改ざんしてしまうこともあります。

 

これらの問題に対処するには、聞いたことや思いついたことを記録することが大切です。記憶以外に何かの媒体に記録することで、内容は記憶からは抜け落ちていても、記録した媒体を見ればきちんと情報が残っているのです。

 

記憶の補助的な意味合いもありますが、情報を正確に残すためにはメモが大切なのです。