共働きが当たり前になっている現代では、妻のほうが出世し、職場で管理職になることも珍しくなくなってきています。 管理職になれば給与もアップし、社会的地位も上がることから良いことづくめのように感じますが、最近では管理職になるのを嫌がる女性も増えているそうです。 そこで今回は女性が管理職になることを嫌がる理由と、管理職になったときのメリットについてご紹介します。
■管理職になるのを嫌がる理由その①
【管理職になっても家事の負担は減らない】 管理職になることを嫌がる女性は普段から家事や育児に追われているため、これ以上負担を増やしたくないという気持ちが強いようです。 今現在でも仕事と家事の両立で時間の余裕がないのに、管理職になるとさらに時間を奪われることになるため、家庭のことが何もできなくなると考えているのではないでしょうか。 夫が仕事に対して理解のある人でも、家事ができるとは限りません。家事や育児は妻が見るのが当然と思っている男性もいまだに多く、自分は何もしないけれども仕事は応援するという夫も多いことでしょう。 管理職になることを夫が喜んでくれたとしても、だからといってこれまで妻がやっていた家事や育児を分担してくれるわけではありません。 こうした家庭事情により、管理職になることを断念する妻もいるようです。