放置するとカビが繁殖!?「製氷機」の正しい洗い方
同番組では、千葉大学の准教授・矢口貴志先生が「製氷機」の掃除方法を解説しました。製氷機の“給水タンク”は掃除しないままだとゴミが溜まり、カビが発生しやすくなるそうです。
給水タンクの掃除方法は、最初に部品を1つずつ取り外してから水洗いしましょう。柔らかい布やスポンジを使って、汚れやすい四隅を中心に洗浄。掃除する際のポイントは、傷をつけないように洗うことです。理由は機器に傷がついてしまうと、傷口にカビが繁殖しやすくなるため。給水タンクの他にも、「貯氷ケース」と「製氷皿」も定期的に洗うよう心がけてください。
そして「給水パイプ」のお掃除には、“食用のクエン酸”を使うのがおすすめ。クエン酸には水あかの主成分“炭酸カルシウム”を溶かす効果があります。まず水道水300mlの中にクエン酸を30g加えて、できた水溶液を給水タンクに。後は氷ができ上がるまで待てば、勝手にパイプ内の水あかを取り除いてくれるそうです。できた氷は食べられませんが、排水溝に入れると雑菌予防に役立つそうです。