京都で愛されている“ランリック”とは?


日立市の取り組みに、「ランドセルを配布してるところなんてあるんだ…」「ランドセルって意外と大きな出費だから保護者は助かりますね」「子どもによってランドセルの格差がなくなって良いと思う」「今でも続いているのは素晴らしいです! 子どもたちも喜んでるはず」などの反響が上がっていました。

 

日立市はランドセルを支給していますが、京都では一風変わったカバンが愛されています。京都の小学校で馴染み深いのは、ランドセルではなく「ランリック」。軽さと色が特徴的なカバンで、値段も8000円ほどに抑えてあるようです。標識のような黄色いカラーリングや赤色、青色などのカラーバリエーションは子どもからも大人気。ベルトの部分は反射する素材で作られているので、視認性にも優れています。

 

このランリックが販売されたのは1968年。誕生した背景には、経済的な理由で「ランドセルを買えない」と悩む保護者の声がありました。そこで家庭の格差をなくすために、ランリックの開発をスタート。通学用カバンとして50年以上愛されています。

 

「経済的な面でも助かりました」「6年間余裕で使えますよ」「色も目立つから安全面もバッチリ!」と評判の「ランリック」。リュックサックとしての機能も兼ね備えているため、そのまま遠足や社会見学に持って行くことも可能です。