子どものしつけについて、夫婦で意見が食い違ってしまうことはありませんか?


夫婦の間でもお子さんへの「自由度やルールの範囲」などの感覚が食い違ってしまったりすることはよくあることです。


そこで、こうした「価値観の相違」が出てしまったときの解決方法について考えてみることにしましょう。

◆「価値観の相違」が起こってしまうのはなぜ?

まずは、夫婦で「子どものしつけ」について意見のすれ違いが起こってしまう理由について確認しておきましょう。次のような理由が考えられます。 ・「母性」と「父性」による相違 一般的に、母性は子どもに対する「愛情や優しさ」に、父性は現実を見据えた「考え方や強さ」に重きを置く傾向があると言われています。


人によって違いはありますので、必ずしもこうした違いが起こるとは言えない部分もありますが、これらの違いは意見のすれ違いが起こってしまう原因のひとつになることもあるようです。 ・理想や期待の相違 子どもに対する理想や希望は、夫婦で必ずしも同じということはありません。


ママは「教育やお勉強が大切」と思っていても、パパの方は「体を鍛えてサッカー選手になって欲しい」と思っているかもしれません。


夫婦で想い描いている子どもの将来像が違えば、進路や対策に対する意見が違ってくるのも当然です。 ・子どもへの過度な期待と過小な評価 夫婦でそれぞれに自分の子ども時代のことを思い出して、「自分が得意だったことは子どもも得意なハズで、苦手だったことは苦手なハズ」と思い込んでいませんか?


その結果、子どもに対して過度な期待や、その反対に過小評価をしてしまって、子どもに対する方針がズレてしまうことがあります。