現在は超高齢化社会で、国民の28パーセントほどが65歳以上となっています。これから先、この調子で推移すれば、日本の人口は減少し、さらなる高齢化が進むと考えられています。


そんな現在だからこそ、高齢者に対する福祉が注目され、その資格が重要と考えられています。社会福祉のための資格はいろいろなものがあるのですが、その中で高齢化社会だからこそ必要である資格というものにはどんなものがあるのでしょうか。

■介護福祉士の資格

現在のような高齢化社会で働くうえでは、社会的にも介護の仕事というのはとても重要な仕事になります。高齢者が多くなるということは、要介護者も増えてくるということになりますし、それを支える若い世代の人口も少なくなっているということになります。 実際に介護の現場で働く人たちが人手不足となっており、様々な問題を抱えているのです。 介護の現場で働くためには、介護福祉士の資格は取得しておいた方がよいでしょう。実際に介護の仕事をすることもありますが、介護の専門知識や技術を有していることから、家族の介護をする人や、介護の現場で実際に働いているヘルパーさん等に指導やアドバイスを行っています。 つまり、介護現場のチームリーダーといった役割をこなしており、とても重要なポジションなのです。介護の仕事を本気で考えているのであれば、とっておいた方がよい資格ということになるのではないでしょうか。 資格を取得していれば、同じ介護の仕事をしている場合でも待遇面で優遇されることも多いのです。但し、受験資格として実務経験が3年以上必要なので、ヘルパーとして働きながら取得を目指すとよいかもしれません。 また、指定の介護福祉士養成施設を修了すれば実務経験と同様に受験資格を得ることができます。