近年は、海外で行われている行事を日本でも行うといったことも多くなっています。記憶に新しいのがハロウィンではないでしょうか。本来の意味を忘れておおはしゃぎしてしまい、さまざまな問題となっていますよね。 他にも、近年流行しているイベントにイースターがあります。これは、実際にはどんな行事で、どのようにして祝うのが正しいのでしょうか。正確な知識を身に着けて、問題行動は控えてほしいですよね。


■イースターとは

近年人気となっている行事であるイースター。とはいえ、まだまだあまりなじみがないというのも事実です。そもそもイースターとは何をする行事なのでしょうか。 イースターは日本語で言えば、「復活祭」になります。では何の復活なのかというと、イエス・キリストです。イエス・キリストの復活を祝うのがイースターなのです。 イエス・キリストが十字架に架けられ処刑されたということは、多くの人が知っているのですが、その3日後にイエス・キリストは復活していると言われています。その復活を祝う行事なのです。 クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う行事ですが、イースターは復活を祝う行事となり、どちらもイエス・キリストに関連する行事ということになります。 クリスマスが日本でも行事として根付いているので、イースターが根付いても不思議ではないですよね。 イースターの日については、固定で何月何日というものではありません。イエス・キリストが復活をしたのが日曜日であったということから、春分の日以降の最初の満月から、さらに最初の日曜日がイースターになります。 2019年では4月21日、2020年では4月12日となります。日本の祝日とは異なり、日付の算出が少しややこしいですから、春先になるとチェックしてみるというのがよいかもしれません。