外に出掛ける機会が増えてくると、子どもの紫外線対策も気になりますよね。そして、紫外線対策としてまず思い浮かべるのが「日焼け止め」ですが、その選び方や使い方を間違えてしまうと、思わぬ肌トラブルを招いてしまうこともあります。 日焼け止めはいつから使えばいいの?購入するときのポイントは?自分が使っているものと同じものを子どもに使うのはNG?……など、ママの不安や疑問を解決します。

 

■日焼け止めってやっぱり必要?

一昔前は“真っ黒に焼けた肌は元気な印”とされていましたが、現在では紫外線を浴びすぎると、シワ・シミができやすくなったり、皮膚ガンや目の病気を起こしやすくなったりと、将来的にさまざまな悪影響を及ぼすことがわかっています。 さらに、子どもの皮膚は大人の皮膚と比べて紫外線のダメージを受けやすく、一生に浴びる紫外線の半量以上は18歳頃までの子ども期に浴びるとも言われています。 そのため、子どもが小さいうちから日焼けをしすぎないようにケアすることは、生涯健康的に過ごすためにも必要と言えるでしょう。

 

■我が子にぴったりの日焼け止めはどんなものか知りたい!

子どもの年齢に合わせた日焼け止めの選び方のポイントをまとめました。ぜひ購入時の参考にしてみてくださいね。

 

○0~3歳(赤ちゃん) 生まれたての赤ちゃんの肌は特に敏感なので、日焼け止めは生後3カ月以上になってから使うようにしましょう。 市販のものを購入する際は「ベビー用」「低刺激」と書かれているものを選び、紫外線防止効果の程度を表すSPFとPAの数値にも目を通しておきましょう。目安としては、日常生活であればSPF10~20/PA+~++、海や山など紫外線の強い場所であればSPF20~30/PA++~+++くらいのものがオススメです。その他、紫外線吸収剤を含まないノンケミカルのものを選ぶと、肌への負担はより少なくなります。 使用時は目や口のまわりを避け、顔と体に満遍なく塗ります。このとき、忘れがちな髪の生え際や耳、首の後ろなどもしっかりカバーしてあげてください。赤ちゃんがベタベタするのを嫌がる場合は、サラッとした使い心地のローションタイプやジェルタイプを試してみると良いでしょう。 また、日焼け止めの効果を持続させるために2~3時間おきに塗り直すこと、帰宅後は丁寧に洗い流すこともデリケートな赤ちゃんの肌を守るための重要なポイントです。