■PayPay、LINE Pay、楽天Payの違いとは?
QRコード決済には、さまざまな企業が参入していますが、その中でも「PayPay」「LINE Pay」「楽天Pay」の3社について、紹介ます。 ・PayPay ヤフーとソフトバンクが共同出資して設立したのが「PayPay」です。立ち上げてすぐ「100億円あげちゃうキャンペーン」と題し、購入金額の20%相当を還元するというキャンペーンを行い、大きな話題となりましたよね。 【チャージ方法】 PayPay残高をチャージするには、事前にYahoo! JAPAN IDと連携させ、銀行口座およびヤフーカードを登録する必要があります。
登録が完了したら、登録した銀行口座およびヤフーカードからPayPay残高をチャージすることが、可能になります。 【支払い方法】 PayPay残高の支払い方法には、取り扱い店舗に掲示してあるQRコードをスマホで読み取って自分で金額を入力する「スキャン支払い」と、自分のスマホにバーコードを表示させて店員さんにスキャンしてもらう「コード支払い」の2種類があります。 どちらを選んでも、手数料は当然かかりませんし還元されるポイント率にも違いはありません。 【特長】 ヤフーとソフトバンクが株主ということもあり、Yahoo!プレミアム会員やソフトバンク・ワイモバイルユーザーはかなり優遇されています。 キャンペーンが頻繁に行われており、通常のポイント還元率が10%に対し、Yahoo!プレミアム会員やソフトバンク・ワイモバイルユーザーは20%とお得になっています。 ・LINE Pay コミュニケーションアプリとして知られているLINEが展開するのが「LINE Pay」です。 LINEのアプリ内にLINE Payが入っているため、LINEユーザーの場合は、本人確認を行う利用することができます。 【チャージ方法】 銀行口座を登録しておけば、そこからチャージすることができます。 また指定した最低残高を下回ると、自動で銀行口座からチャージしてくれるオートチャージ機能もあるので、わざわざ自分でチャージする手間が省けます。 コンビニの端末やATMでチャージすることが出来るほか、LINE Payカードを申し込み、そのカードを使ってチャージするという方法もあります。 【支払い方法】 LINE Payカードを申し込むと、国内外のJCBで使用可能なカードで支払うことが出来ます。 こちらのカードはクレジットカードとは違い、チャージされた金額内での決済となりますので、使いすぎる心配もありません。 また、自分のスマホにバーコードを表示させて店員さんに読み取ってもらう「コード決済」もあります。 【特長】 LINEを普段から利用していれば、新たにアプリをダウンロードする必要がなく、アプリ内で全て完結することが出来るのがLINE Payの特長です。 またLINE Payカードを持っていれば、国内外のJCB加盟店で利用することが可能になるので、利用できる店舗が多くなります。 LINEのキャラクターが描かれたカードは、発行手数料も年会費も無料で発行してもらえます。 ・楽天Pay インターネットショッピングサイトの大手でもある楽天が展開している「楽天Pay」。 楽天ユーザーであれば楽天IDでログインすることが出来るので、新たに登録する必要はありません。 【支払い方法】 楽天PayはPayPayやLINE Payと違いチャージ式ではなく「ポストペイ式」です。 登録してあるクレジットカードか、保有している楽天ポイントを使って支払いを行います。 購入する際、自分のスマホにバーコードを表示させて、それをレジで読み取ってもらえば決済完了です。 【特徴】 楽天ポイントと紐づけされているので、楽天ポイントで支払うことができます。