■ママ友の子供を注意するとき気をつけること3点 ただしよその子に注意をするときは、気をつけるべきポイントがいくつかあります。 一つ目は、悪いことをしたとき、そのタイミングで注意するということです。後から叱っても、子供は何が悪かったのかわかりません。 二つ目は、声を荒らげないことです。小さい子供は大声や、大人の乱暴な態度を怖がります。「バカ」といったような、暴言を吐くのもよくありません。叱られた子供には恐怖だけが残り、最悪の場合には性格に影響が出ることもあります。 三つ目は、マイルールをあてはめないということです。 きょうだいを育てている人は実感されていることでしょうが、子供はそれぞれ性格が違います。同じ育て方をしたはずなのに、まったく違う考え方をする人間に育ったという話をきいたことはありませんか。 元気すぎる子供のことで、一番悩み、手を焼いているのはその親であることを忘れないようにしましょう。いくら言ってもきかない子供のことを、他人にあれこれ言われたら、親は傷つくに違いありません。 また、その子供が発達障害である可能性もあります。児童館での顔見知り程度であれば、療育に通っていることを言わないママもいるはずです。多動気味、強いかんしゃくを起こす子供に関しては、それを理解し、ママ友と一緒に見守ってあげることも大切です。


■ママ友の子供の上手な叱り方

ここではいくつか、叱り方の例をあげてみます。 例えば子供が危険なことをしたときは、とっさに「危ない」と大声を出してもかまいません。ただしその後に必ず理由を説明してあげましょう。 「ここから落ちたらけがをするよ」「車がきたらひかれていたいいたいになるよ」 冷静に、子供の顔を見て話をします。 また、子供同士のトラブルが目に余ったときは、中に入って「そんなことをしたら、お友達が悲しいよ」と教えてあげます。おもちゃの取り合いになったときは、順番に遊ばせ「じゅんばんばん」と言ってあげましょう。子供は遊び方を学ぶことができます。 子供をいつでも叱れるように、また、いつでも叱ってもらえるように、ママ友同士でも親しく話せる間柄を保てるようにするのも大事なことです。


■まとめ よその子供に注意をするのは難しいことです。それが知り合いの、あるいは仲のいいママ友であった場合は、さらに気を遣うでしょう。 しかし子供が危険な行動を取ったときは、叱ってあげるのが大人の役割です。 タイミングを逃さずに、子供に伝わるように、自分の常識にとらわれすぎないよう、気をつけながら声をかけてあげましょう。