育児中のデザイナー・むーさんが紹介する手作りおもちゃが簡単でかわいいとTwitterで話題になっています。 きっかけは3月にむーさんが公開した、空のペットボトルに水と蓄光ストーンなどを入れた光るおもちゃ。手軽な作り方だけでなく、振ると水の音とストーンの音が楽しく、さらに暗くすると光るため子どもの心をつかんで離さないと注目が集まりました。 このおもちゃにはリツイートといいねが併せて1万2000近くつき、「渡すと娘がキラキラした目で見つめていました」「息子もきれいと言って毎日遊んでいます」など全国のママ・パパからコメントがたくさん寄せられています。 むーさんが作るのは「簡単でかわいい、ゆかいな手作りおもちゃ」。どれも身近にある材料を使った、どこかユーモラスなものばかりです。 今回は、数ある作品の中から2つのおもちゃの作り方を特別にご紹介します。1歳前後~2歳くらいのお子さんの指先感覚を育てるのにおすすめです!

穴に落とすのが楽しい!ポットンストローくん

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かわいい顔のこちらは、ケチャップの空容器を用いた棒落とし。穴にストローを入れて遊びます。ふたを閉めて、マラカスのように振っても楽しめますよ。

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カラフルな色合いが子どもの興味を引くこと間違いなし! 遊ぶときはまずは大人がストローを穴に落とすところを見せてあげましょう。ボトルが軽いので自分で持てるようになるまでは、支えてあげるといいそうです。

【材料】
・ハインツ トマトケチャップ逆さボトル 250gの空きボトル
・ストロー
・ビニールテープ(白、青、黄色、赤などお好みで)
※ストローやビニールテープはダイソーなどの100円ショップで購入可能。

【作り方】

(所要時間:20分程度)


①ケチャップボトルのふたについている「液だれ防止ノズル」を外します(お箸などを使って押し出すと取ることができます)。
②ビニールテープで好きな顔を作りボトルに貼ります。
③ストローを半分に切り、ボトルに入れて完成!

 

細い棒で難易度アップ!ロリポットンくん

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ポットンストローくんで上手に遊べるようになったら、こちらのロリポットンくんにレベルアップを。ストローの代わりにロリポップスティックを使っています。

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穴が小さいので最初は少し難しいかもれません。むーさんの息子さんも何度も失敗し、かんしゃくを起こすこともあるそうです。それでも、「少しずつ入れられる数や遊ぶ時間が増えていくので、その成長を見るのは楽しく幸せだなと感じます」と話してくれました。

【材料】
①味塩こしょうつめかえボトル
②ロリポップスティック
③ビニールテープ(白、青、黄色、赤などお好みで)

※ストローやビニールテープはキャンドゥなどの100円ショップで購入可能。

【作り方】(

所要時間:15分程度)

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①ビニールテープで好きな顔を作り、味塩こしょうつめかえボトルに貼り付けます。
②ロリポップスティックを入れて完成です!

おもちゃを手作りすることで、育児が何倍も楽しくなった!

今回紹介した棒落としだけでなく、音のなるおもちゃや季節のイベント用おもちゃなどいろんな作品を作っているむーさん。もともと手芸や工作などが好きだったそうですが、息子さんにおもちゃを作ることで育児に思わぬプラスがあったのだそう。その効果をイラストに描き下ろしていただきました。

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「息子が手作りおもちゃで遊んでいるのを見るとすごく嬉しいし、”次はどんなものを作ろう!どんな風に遊んでくれるかな?”とワクワクが止まりません。おもちゃを作ることで、私の育児はきっと何倍も楽しくなっています」とむーさん。

さらには作ったおもちゃをSNSでシェアすることで他のママやパパと交流が持て、「子どもが夢中になって遊んでいる」「かわいい」そんな声を聞くたびに、いろんな人と一緒に育児を楽しめている気がするそうです。 子どもが楽しめるだけでなく、親も一緒にワクワクドキドキできるなんてとても素敵ですよね! むーさんが作ったおもちゃと作り方は、ツイッターのアカウントで随時更新されています。 おもちゃは、作りやすさ、むーさんの息子さんにどれくらいウケたかが星5つで評価されています。工作が苦手なママでも、その評価を参考にすると作れそうなものが見つかるはず! 「おもちゃって“楽しい”が詰まっているものだと思うので、手作りおもちゃは作る側も楽しめるのが一番!誰でもある程度簡単に作れたり、作っている時にもワクワクするようなものをこれからも紹介したいと思っています」とむーさん。


市販のおもちゃもいいですが、ママやパパが作ったおもちゃは愛着も格別。これからの季節、雨の日や暑くてなかなかお散歩に行けない時など、ぜひ作ってみてくださいね! むーさん(

@muu_tamtam

取材・文/阿部祐子