熱中症対策で運動会にも変化あり?
実際に熱中症患者の数は年々増加している模様。総務省消防庁が公開した「熱中症による救急搬送人員(5月20日~5月26日速報値)」によると、5月20日から5月26日の7日間で2053人もの熱中症患者が緊急搬送されたそうです。去年の同時期に救急搬送された人は574人(確定値)なので、ほぼ4倍の数値を記録したことに。ちなみに都道府県別でみると、一番多くの人が搬送されたのは“東京都”で185人でした。
そんな中、各地の小学校では様々な熱中症対策が。中でも昔と比べて変化が大きいのは運動会で、“半日運動会”を実施する学校が増加しています。これは読んで字のごとく、半日で運動会を切り上げるというもの。気温が高くなる昼間の運動を避けることができ、児童や保護者の熱中症対策として注目されているようです。
半日運動会に全国のお母さんからは、「残念に思う子どもだっているだろうけど、命には代えられない」「暑い中1日中やってる方が変だったし、コンパクトにするのは良いと思う」と歓迎する声が。また「お弁当を作らなくていいのも、保護者としては助かる」との声も寄せられていました。