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家づくりにおいて、重視するポイントは人それぞれ。「家族みんなで快適な時間を過ごしたい!」と思うのであれば、リビングの広さが気になるところですよね。 できるだけ広くしたいのが本音だけど……予算の問題や各種制限など、「現実は難しい!」ということはありませんか?  ここで気になるのが、リビングの広さは、具体的にどれぐらいあれば正解なのかという点です。気になるポイントを解説していくので、家づくりの参考にしてみてください。

■リビングの広さは、LDKの広さで考えるのが一般的!

近年の家づくりにおいて、主流となっているのが、リビング・ダイニング・キッチンの3つを一体で考える方法です。いわゆるLDK全体で、広さについて考えることになります。 LDKを一体化して考えるメリットは、家事をする人と食事をとる人、テレビを見てくつろぐ人などが、間取りによって分断されないという点です。 家事をしながら子どもの様子を見守ることができますし、リビングのテレビを見ながら、ダイニングテーブルで晩酌を楽しむこともできます。 また一つを大空間として扱うことで、冷暖房の効率がアップするほか、さまざまな用途で使いやすいという特徴もあります。

■一般的には16帖~20帖

さて、そんなLDKですが、一般的な住宅においては16帖~20帖程度で設計されるケースが多いようです。カウンタータイプのキッチンを設置し、ダイニングテーブルとソファ、テレビ台を設置しようと思うと、このくらいのスペースがあると便利だと言えるでしょう。 16帖の場合は、設置できるダイニングテーブルやソファを、厳しい目線で選択する必要があるかもしれません。一方で20帖の空間が確保できれば、余裕をもって家具を配置しやすくなります。 LDKの適切な広さについては、家族の人数によっても変わってきます。 大家族であれば、ダイニングテーブルもソファセットも大きくなるでしょう。室内に余裕をもって配置したいと思うと、もしかしたら20帖でも狭いと感じてしまうかもしれません。 この場合には、24帖~26帖ほどのLDK空間についても、積極的に検討してみてください。 もしもすでに購入予定の家具が決まっているのであれば、その情報を元にシミュレーションをしてみましょう。パソコンのソフトを使って、間取りに家具を設置してみるのも良いですし、現在の住宅にメジャーを置いて、イメージを膨らませてみるのもオススメです。 何畳程度あれば理想の雰囲気に近付くのか、わかりやすくなります。