譲れない生き方を貫くも…明かした妻への本音

── アメリカで本格的に活動するまでには、乗り越えなければならないハードルがいくつもあるんですね。アメリカ進出もですが、芸人生活の浮き沈みや仕事の変化などについて、ご家族の反応は?
ツネさん:「自分のやりたいことで、家族の生活を守ってきた」とも言えるかもしれませんが、いろいろな変化によって、妻には相当な負担をかけてきた自覚があります。とくに僕は、妻に相談する前にほぼ自分で決めて、「これ、やるから」と最後に伝えるタイプなんです。その後は僕がひたすらお願いするというパターン。妻は「また違うことするの?」と、毎回不安を感じながら泣く泣く承諾して、最後は応援してくれる感じです。
──「ツネファミリーちゃんねる」でのご夫婦でのやりとりは、共感を集めているそうですね。
ツネさん:そうですね。YouTubeには妻もたまに出演しているのですが、視聴者からの質問に答えたり、大変だった双子育児を振り返ったりするなかで妻のグチが出ると、女性視聴者からの共感が一気に集まります(笑)。
キッチンカーを始めるときも、妻には「飲食業は向いてないから、やめとき」と言われましたが、とりあえず家族5人で食べていかないといけないし、「キッチンカー芸人」を名乗って話題になれば、芸人活動にプラスになると考えたので、押しきりました。
── 現在は、ZUMBAインストラクターとしても活動し、多忙なツネさんですが、キッチンカーも継続しているのですか?
ツネさん:それがなかなか思うように売上が立たず、膝の手術で実質的に稼働できなくなったこともあり、現在は休止しています。こんなふうに結果的に思う通りにいかないこともありますが、仕事でもなんでも自分が楽しいと思えることをやらないと、人を楽しませることはできません。ほんと、僕に好きなことを追求させてくれる妻には感謝しかないです。
取材・文:岡本聡子 写真:ツネ、吉本興業株式会社