パリオリンピックで金メダルを獲得し、2026年1月に第一線を退いた角田夏実さん。ドラマ『VIVANT』出演など活躍の場を広げる彼女が、柔道家ならではの素顔の恋愛観と、挑戦を続ける現在の本音を語ります。

柔道家の恋愛事情「体が触れると組み手をしがち」

角田夏実
引退後の仕事で乗馬に挑戦!

── 2026年1月に柔道選手としての引退が発表されました。以前、「柔道家は指の関節が太いため恋人繋ぎができない」と発言されていましたが、現役時代は恋愛での苦労も多かったですか?

 

角田さん:柔道家同士が恋人繋ぎしづらいのは、柔道家恋愛あるあるですね(笑)。ほかにも体が触れると組み手をしがちというあるあるもあります。たとえば肩を組んだとしても少しずらして技をかけられる位置に移動したり、逆にかけられないように身構えたりしてしまうとか。力が強いのでじゃれあいが組み手になることも多いと思います。

 

── それはアスリートならではですね(笑)。

 

角田さん:アスリートは試合で減量しなければいけないこともあるので、時期によっては食べ歩きのデートができないこともあります。自分が食べられない時期の食事デートについては目の前で食べられるとイライラするという人もいますが、私は相手にどんどん食べて欲しい派。減量中も大食い動画などを見て食べた気になるタイプなので、デートでも私は減量中でも食べられそうなものだけもらって、あとはガツガツ食べてくれたら嬉しいですね。食事の時間を一緒に楽しめればいいので、試合後にいっぱい食べるためのモチベーションにしていました。

 

── じゃあ今は食事の時間がさらに楽しめるデートができそうですね。

 

角田さん:食事やデートに限らず、現役中は練習があるため、長期間の旅行をすることが難しかったんです。スキーなどのスポーツも楽しそうだけどケガが心配だし、外で行うレジャーは日焼けが心配で…。首の後ろが焼けてしまうと胴着が当たったときに擦れて痛いんですよね。だから今はスキーやマリンスポーツなど、アクティブな外遊びができるようになって楽しいです。

引退後に意外と大変だった「体型維持」

── ほかにも現役時代からなにか変わりましたか?

 

角田さん:実は現役時代はずっと髪を短くしていました。柔道家でも伸ばしている人はいますが、私の場合は伸ばして結んでいると寝技や巴投げをするときに邪魔なんですよね。こんなに髪を伸ばしたのは成人式以来で、最近はワクワクしながらヘアメイクさんが提案してくれるアレンジなどを楽しんでいます。

 

あとは歯並びを治したくて歯の矯正もやる予定です。柔道ってけっこう歯を食いしばるのですが、歯並びを変えることで力の入れ方が変わってしまうことも。また、口の中に器具があると試合で口の中が切れてしまうこともありそうなので、今までは控えていました。

 

── さまざまなことを楽しみつつも、最近はアスリートらしい筋トレ動画も話題になっていますね。

 

角田さん:現役中はトレーニングをしていたのですが、実は去年の年末にすごく太ってしまって。あれだけあった筋肉がこんなにも早くなくなってしまうのかと驚きました。「このままではやりたいときに柔道ができない」と思い、筋トレを始めたんです。

 

とはいえ、期限がないとなかなか気持ちを切り替えてダイエットに取り組めないので、YouTubeの企画にすればできるかなと。今は強くなるためではなく、ボディメイクとやりたいときに柔道ができる体でいるために筋トレを楽しんでやっています。