娘は小学5、6生の頃から不登校になった

── なかなかないパターンですよね。では現在の令和版、大家族の生活はいかがですか?
西川さん:子どもの頃と全然変わらないですよ。ご飯を食べるときはその日によって人数が違うので、伸縮性のあるテーブルを用意しています。10人揃った日は賑やかで…みんな声が大きいんですよ。人の話を遮ってしゃべらないと自分の話は聞いてもらえないので、もう会話の取り合いです。
家にはお風呂は3つ、トイレは5つ、洗濯機と乾燥機は2台ずつだったかな。でも、人数は多いけど意外とケンカにはならないですね。おばあちゃんがいるときはおばあちゃんが絶対だったし、縦社会がすごいので。今は父が言うことが絶対かな。
── そんな大家族のなかでは、娘さんはおとなしいほうだそうですね。
西川さん:もともとワーッて喋るタイプではないですね。離婚して実家に戻る前に、娘とふたりで暮らした時期があって、その時に起立生調節障害を患ったんです。小学5年生でした。自律神経が乱れて朝起きられない。激しいめまいや頭痛があったりと、人によって症状はそれぞれだと思うんですけど、心身に不調をきたして学校も休みがちになりました。小学6年生の頃はほぼ学校に行ってなかったです。
中学生に差し掛かった時期にはコロナ禍に入ったので、学校全体で自宅学習が増えました。その影響か、夏頃にはいったん普通に登校できるようになったんです。ただ、そのタイミングで新しい環境に入るのはやっぱりキツくて。結局、中学はほとんど登校してないし、高校も進学はしませんでした。
今は18歳になりましたが、私の仕事についてきて、手伝えることがあったら手伝う感じですね。