芸歴32年になる松嶋尚美さん。20代は「生意気だった」と語る松嶋さんが、30代前半の頃に仕事に対する向き合い方が変わっていったそうで── 。(全4回中の4回)

20代は生意気だったと思います

松嶋尚美
53歳の誕生日に家族にお祝いをされて

── 2008年に元芸人の旦那さん(現在は音楽活動を中心に活動)と結婚されて、今年で17年です。2024年5月には旦那さんのYouTubeにて夫婦で共演されましたが、とても夫婦の仲がよくて、ご家族も明るく楽しそうな素敵な印象を受けました。

 

松嶋さん:ありがとうございます!夫とは、ケンカはちょこちょこしますけど、お互いあまり引きずらないですね。気まずい空気になったとしても、息子が「今から映画観るよ。おばあちゃんたち、みんなリビングにきて!」と家族に声をかけると、部屋からゾロゾロ集まってきて。みんなでお菓子を食べながら、ああでもない、こうでもないと感想を言い合っていると、気づけばケンカも忘れています。

 

── 松嶋さんはお母さんとも同居されていますが、ご家族も介護に協力的なようですね。

 

松嶋さん:ありがたいですね。たとえば、母は2か所のデイサービスに週5回通っているんですけど、どちらも17時には帰ってきます。デイサービスの車が到着するときに家族の誰かが家にいる必要がありますが、私が家にいないときは夫がお迎えに。夫もいないときは娘(小学5年)がお迎えをしてくれたりと、できる人がやっています。

 

── お仕事では93年にデビューされて今年で芸歴32年です。長期にわたり活躍されていますが、今後、こんなことに力を入れたいといったものはありますか?

 

松嶋さん:今の生活も楽しいですし、特に、何かに挑戦したいこともないのかな…。自分の気持ちに嘘をつかなくていい範囲で、仕事も続けていきたいですね。

 

── 仕事への向き合い方は、今と昔で変わりましたか?

 

松嶋さん:今の方が真剣に仕事していますね。20、30代のころはかなり忙しかったんですけど、仕事を真面目にしていたかというと不真面目な部分もあったし、少し生意気だったとも思います。仕事が押せば「これから食事の約束があるから早く終わらないかぁ」と思ったし、「どうして15分のVTRを撮るのに半日もカメラを回しているんだ」って思っていたから、たぶん態度にも出ていたと思うんですよね。気心が知れているスタッフさんには「早く帰りたい」って言っていたし、あんまりいい子じゃなかったと思います。仕事は途中からほとんどレギュラー番組になったので、だいたいの内容は頭に入っていたし、ロケに行くことも少なくて、仕事に対する慣れもあったんでしょうね。ただ、コンビ(オセロ)で仕事をしていて、相方は真面目にやっていたので、自分が安心してハメを外せたのかもしれないですが。