「筋肉オタク女子による全力のジョジョ立ち」として、漫画のキャラのポーズをまねた写真をSNSで投稿し、注目を集めたのは人気コスプレイヤーの桃戸ももさん。「腹筋がやばい」「完成度が高すぎる」とSNSが沸きました!(全2回中の2回)
筋肉を活かした「ジョジョ立ち」で「20万いいね」を獲得
──漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのポーズを真似た、「ジョジョ立ち」のポーズ写真を2022年11月にSNSに投稿し、たくさんの注目を集めた桃戸さん。「ジョジョ立ち」をやってみようと思い立った経緯を教えてください。

桃戸さん:コロナ禍、家で過ごす時間が増えたので、以前から気になっていた『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメを動画配信サービスで見始めました。すると見事にハマってしまい、漫画も全巻購入して読破。その後、作中のキャラクターたちのさまざまなポーズを表現してみようと思い立ち、「1日1回ジョジョ立ち」をSNSにアップすることにしたんです。
── どのような反響がありましたか?
桃戸さん:あっという間に「いいね」の数が20万を超えました。ここまで反応があったのは初めてで、通知が鳴り止まず「なんで!?」と怖くなったほど(笑)。
── 2.5次元ボディとも言われる桃戸さんの抜群のスタイルと筋肉美が、「ジョジョ立ち」の再現性を高めていますよね。特に難しかったポーズは?
桃戸さん:第5シリーズの『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』で登場するキャラクター、「ナランチャ・ギルガ」のV字腹筋のようなポーズです。仰向けの姿勢で上半身と両足を持ち上げるのですが、片方のお尻でバランスをとるようなポージングがかなりきつくて、1秒キープするのが限界(笑)。100枚くらい撮影した中から「奇跡の1枚」を選び出しました。でも、身体を鍛えていたからこそ、原作に近いポージングを再現できたと思っています。たくさんの高評価をいただけたのも、筋肉のおかげです。
ヒソカのコスプレをやるために腕の筋肉を鍛え

── 芸能活動を始める前から、筋トレに励んでいたそうですね。現在のスタイルを維持するために、普段はどのくらいトレーニングをしているのですか?
桃戸さん:余裕があるときは、週に4回ジムに通い、1時間半程度トレーニングをしています。忙しいときは週2、3回くらい。「体脂肪率18%をキープすること」を意識しながら、肩、腹筋、背中など、鍛えたい部位を集中してトレーニングする日もあります。
──ジムではトレーナーに指導してもらうこともあるのでしょうか。
桃戸さん:筋トレを始めたばかりのころは、パーソナルトレーナーをつけてトレーニング方法や食事への指導をしてもらっていました。鍛えたい部位を効果的に鍛える方法や、減量したいときの食事メニューを徐々に自分で組み立てられるようになったので、今はひとりでトレーニングに励んでいます。

── トレーニングへのモチベーションは、どのように維持していますか?
桃戸さん:「コスプレをすること」がモチベーションになっています。たとえば、『HUNTER×HUNTER』のヒソカのコスプレをやるために、腕の筋肉を集中的に鍛えるなど。「筋トレをしない日」も設けながらメリハリをつけて取り組んでいますが、どうしてもトレーニングへのモチベーションが上がらないときは、コスプレの予定を無理やり入れて、気持ちを切り替えるようにしています。
── 筋肉を鍛えたことで、コスプレ活動にどのような変化がありましたか?
桃戸さん:演じるキャラの幅が広がったように感じています。『ブラック・ラグーン』のレヴィのような、露出度が高いキャラクターでも、「自分がやりたい」と思ったコスプレをできるようになりました。