当時は「夫は指示されたことしかしない!」と

丸高愛実、長女、次女
徳島でよく行った大型公園「あすたむらんど徳島」

── 子育てや家事について旦那さんとは分担されているのでしょうか?

 

丸高さん:1人目が生まれたときは当然ながら私も夫もパパママ1年生。わからないことが多いうえに「私は頑張って調べているのに、夫は指示されたことしかしない!」と、夫に当たってしまうことも多かったように感じます。

 

なので、心がけたのはとにかく細かくたくさん協力してもらうように夫に指示すること。育児も家事もやってほしいときにめちゃくちゃ細かく伝えるようにしたら、徐々にできるようになりましたね。やっぱり言わないとなかなかわかってもらえないのだと痛感しました。

 

その成果か2人目が生まれたときには、経験を積んだことで最初から大きな戦力になってくれました。ただ、それを当たり前とは思わず、感謝の気持ちはしっかり伝えるようにしています。

 

── それでも旦那さんの遠征でどうにもワンオペになることもあるのでは?

 

丸高さん:そういうときは頑張りすぎず、力を抜くようにしています。たとえば外に出るのが大変なのであれば、「今日はパジャマパーティーしよう!」と子どもたちに提案して、お家で過ごしたり。ご飯を作るのがしんどいときはデリバリーを利用して非日常を楽しむことも。無理せずみんなで楽しく過ごせる方法を考えるようにしています。

 

── 夫婦でお子さんの将来について話したりしますか?

 

丸高さん:それぞれにやりたいことをやってほしいと話しています。道筋をたてて手助けはしますが、決して押しつけるようなことはしたくないなと。ただ、英語はできたほうがいいと感じているので、押しつけはしませんが学ぶチャンスは小さいころから積極的に与えてあげられればと考えています。

 

 

夫の柿谷曜一朗さんは1月18日にサッカーの現役引退を発表し、18年間の現役生活にピリオドを打ちました。引退会見で「今後は夫婦でいろいろな仕事もしたい」と発言していましたが、実は丸高さんは寝耳に水だったそうで。今後については夫婦でいろいろと考えているそうです。

 

PROFILE 丸高愛実さん

まるたか・まなみ。1990年生まれ、東京都出身。2009年に「TOP OF GRAVURE」でグランプリを受賞し芸能界デビュー。現在は6歳、3歳、6か月の子どもを育てる。夫は元プロサッカー選手の柿谷曜一朗さん。

取材・文/酒井明子 写真提供/丸高愛実