やるべきことを書きたしていく
次に、挙げた要望を叶えるために具体的に何をすべきか書き出します。
「キッチン空間の統一感をUPしたい」→「扉のシートを黒から白系に貼り替えたい」→「そのためには自力でやるか業者に頼むか決める」→「価格と所要時間を調べて比較する」
「リビングを広く使うためにスペースを空けたい」→「リビングに置いているローボードをなくしたい」→「ローボードの中身をクローゼットに収めたい」→「クローゼットを整理して余白をつくりたい」→「ローボードをフリマアプリに出品する」
という形で、実現するためにやるべきことを書きたしていきます。
ここまで書き出せば具体的に何をすればいいのか見えてきます。そして1年の間でこれらのタスクをこなしていけばOKです。
このときに、タスクをこなす日をスケジュールに入れ込むようにしています。たとえばフリマアプリに出品すると決めても、おっくうでつい先延ばしにしがちです。「来客のある2月末までに完了させたい」など、いつまでに完了させたいかを考えて、「それなら次の休みに撮影して出品しよう」と作業日をスケジュールに入れ込んでしまいます。すると実行に移せる率がぐっと上がるのでおすすめです。
書き出すと書き出さないでは行動に移す率がまったく違うなという実感があります。部屋の見直しはもちろん、何か叶えたいことがある、モヤモヤを抱えているという方はぜひ試してみてください。
PROFILE おふみさん
整理収納アドバイザー1級のイラストレーター。夫婦ふたり暮らし。汚部屋状態から一念発起、2014年からミニマリストに。電子書籍『 ミニマリストおふみの好きなものとの身軽な暮らし 』(主婦と生活社)が発売中。
文・イラスト/おふみ 構成/阿部祐子