美髪!気になる髪の毛のケアは

島谷ひとみ

── 島谷さんといえば、クールビューティーのイメージを持つ人も多いかと思います。

 

島谷さん:デビュー当初は、都会的でクールな美しさを前面に押し出していたんですが、実際は瀬戸内の島で育ちました。方言が出るから、イメージを崩さないように、できるだけ話さないようにしていました。黙っていると、自分のドジやおバカな部分が隠せるんです。デビュー当時は緊張していたこともあり、自分の不安やさまつなミスを目立たせたくないという気持ちから、人形のように無表情にそこにたたずんでいる感じでした。

 

それもあってかまわりからは都会的で、クールビューティーだと言ってもらえたんですが、実際はクールの要素なんていっさいなかったと思います(笑)。普段の会話では方言が混じることもあるし、ドジな話もするので、初対面の人に「イメージと全然違いました」と言われることは100%。たぶんこんなにベラベラしゃべると思っていなかったんだと思います。

 

── 『亜麻色の髪の乙女』の印象もあるからか、島谷さんは髪が長くて美しい印象があります。ケアはどうしていますか?

 

島谷さん:実は私、無精なので美容院には年2回くらいしか行ってなくて。ただ、頭皮が綺麗じゃないと健康な髪は生えてこないと思って、過去に男性用のトニックシャンプーで頭皮ケアをしていたことがあります。中学生の頃から続けているのは、お風呂上りの濡れた髪に、毎回椿油をつけてケアすることです。このケアのおかげで、艶があってしなやかな髪が保てているのかもしれません。

 

── ロングヘア以外にはどんなヘアスタイルにしたことがありますか?

 

島谷さん:小学生時代や26、27歳の頃にボブにしたことがあり、40歳手前で一度ウルフっぽいスタイルに変えたこともあります。ファンの方たちからは、「私は髪の毛が長い」というイメージがあるみたいですね。どこまでキープできるかはわからないけれど、今は髪を伸ばし続けてみようかなと思っています。とはいえ、実は、切りたい気もありますけどね(笑)。

 

PROFILE 島谷ひとみさん

広島県出身。1999年7月のデビュー以来、『亜麻色の髪の乙女』『パピヨン-papillon-』などで大ヒット。音楽活動だけにとどまらず、多くのラジオ、バラエティー番組などに出演し、活躍中。

 

取材・文/間野由利子 写真提供/島谷ひとみ、株式会社Eye-Land