学びで重要なのは“環境”?
近頃“不登校YouTuber”として話題に上がっている“ゆたぼん”こと中村逞珂さん。現在10歳でありながら、学校には通わずYouTuberとして活躍しています。5月5日に茂木さんは、自身のTwitterで中村さんを紹介。茂木さんは
学校に行かなくても、学ぶことは無限にできる。社会性も、学校で身につく社会性がすべてじゃない。そもそも同じ年齢の子どもたちだけの「社会」は「社会」じゃない
と綴り、最後に「応援します」と付け加えていました。その後も茂木さんはTwitterで“学び”について持論を連投。子どもが自分で選択したことには様々な事情があるとし、勝手な推測をするくらいなら応援したいとコメントしています。
さらにアメリカでは家庭内で子どもを学ばせる“ホームエデュケーション”がメジャーであると主張し、学び方に決まった形はないことを強調。この流れで茂木さんは現代日本の学校で提供される“学び”は不十分だと綴り、学校に行かないという選択肢も1つの“学び”の形だと熱弁していました。
茂木さんの投稿に、コメント欄からは「おっしゃる通り、ホームエデュケーションのように子どもが学べる場のバリエーションが増えると良いですよね」「不登校の子どもたちをサポートする仕事をしていますが、『行きたいけど行けない』『行きたくない』そのどちらが本心なのかいつも気になります。それを子ども自身が言葉にできるまで、見守るしかないなと思う」など様々な意見が続出。学ぶ環境によって、子どもの将来は大きく左右されるのかもしれませんね。
文/長谷部ひとみ