教材費や写真代など、園や学校から現金での徴収がある費用ってありますよね。提出日に小銭がたりなくて慌てて買い物に走ったなんて経験がある人も多いかもしれません。日常のできごとを漫画にしてインスタグラムで発信しているごぼふく(@gobohuku)さんも、最近そのピンチに陥りました。小銭を作りに買い物へ出た先で、思いがけない展開が…?

 

10円玉が欲しくてドラッグストアに駆け込むも…!?

ある日の夕方、物品購入集金袋の提出しめきりが明日までだったことに気がついたごぼふくさん。姉妹それぞれ3180円の集金を、10円玉が4つ足りずにそのままにしておいたものでした。

 

しかし、先日の買い物で小銭をピッタリ出してしまっていたため、財布に小銭がない…!そこで洗濯洗剤がなくなりそうなので買って小銭を作ろう、と仕方なくドラッグストアへ。

 

洗剤2つ合わせてレジに持っていくと1404円!これで90円のお釣りがもらえる!とひと安心。しかし、ここで思わぬ罠が待っていたのです。

 

「会員のお客様ですね?」と店員さんに聞かれ、「はーい」と返事をすると…。

 

「会員割引入りまして、合計1398円です」

 

え…10円玉もらえないじゃん…!!予想外の展開に思わず固まってしまうごぼふくさん。その後、コンビニで駄菓子を買ったりコピーをとったりして、なんとか小銭を作ったのでした…。

 

「年度始めに両替」「コインケースに小銭をストック」など読者のアイデア

この漫画には「教材費あるある」「本当に引き落としにしてほしい」と共感の声や、「会員割引にめっちゃ笑いました」と思わぬ展開に笑ってしまったという声が寄せられているこの作品。ごぼふくさんにこのエピソードについて伺いました。

 

「子どもの集金袋のしめきりが迫って、重い腰を上げてやっと行ったドラックストアでのできごとでした。いつもバタバタと焦り気味な私らしいなと記録のためにも描いてみました。

 

焦ると頭が回らないので、会員割引が行われたところで“あーまたやっちゃったな…”という感じでした…。このできごと以前にも、提出しめきり前日にバタバタと買い物に出かけ小銭集めしたことがあります」

 

小銭ストックのことはもう忘れない、と自戒の意味も込めて描かれた作品。読んだ人からは、「年度始めに銀行で小銭を両替する」「自動販売機で飲み物を買う」といったアイデアも集まっていました。

 

ごぼふくさんもみなさんのコメントを読んで、小銭ストックを始めたそうです。

 

「“100均のコインケースに貯金箱感覚で小銭を入れるといい”というアイデアに“そうですよねぇー!その通りだ!”と思い、今実践しています。あとは、電子マネー化や引き落としになるように祈っています」

 

作品を読んだ人のなかには、教材費も電子マネー決済になったという人もいましたが、まだまだ現金での徴収のところも多いもの。いざというときのために日頃から現金を準備しておきたいものですね…!


取材・文/阿部祐子 画像提供/ごぼふく