片づけを始めても、不要なものを捨てるのはなかなか労力がいることですよね。「本当に捨てていいのかな?」「誰かに譲れるかも」なんて迷いが出てきて、手放す決断ができないことも…。そんな迷いを断ちきりながら、ものを手放す方法をミニマリストのおふみさんに教えていただきました。年末の片づけに役立つアイデアです。
「捨てる袋」「売る・譲る袋」「保留袋」
我が家の片隅には、3つの袋があります。
かつて結婚式のスピーチで定番だった3つの袋は、堪忍袋・巾着袋(給料袋)・お袋の3つですが、わが家にあるのは片づけを達成するための袋。
「捨てる袋」「売る・譲る袋」「保留袋」です。
部屋の隅に置いてあり、袋自体は大きめの紙袋やショッピングバッグなどです。分類できればゴミ袋でもなんでもOK。
この3つの袋があるおかげで、片づけを着実に進めていけます。
片づけって、何度も迷うポイントがありますよね。
「今は使用頻度が低いけれど工夫すれば使えるかも。いったん保留しておきたい…」そんなときは「保留袋」へ。
「使わないから手放そう。でも壊れていないから捨てるには忍びないので、フリマアプリや中古買取で売りたい。でも今すぐ出品作業をするのはめんどう。また時間があるときにやろう…」。
あるいは、「サイズアウトした服を知人に譲ろうと思うけれど、いったんある程度数が溜まってから声をかけてみよう…」などなど。
そんなときは「売る・譲る袋」へ。
「捨てると決めた服、ただ捨てるのではなくてハサミでカットしてウエスにして掃除に使ってから心置きなく捨てたい。でも今はカットするのがめんどう…」。
あるいは、たとえば履き古した革靴など捨て方がわからないから調べないといけないもの。
そういったものは、いったん「捨てる袋」へ。
と、こんな具合に使い分けています。