洗面所のイメージ
1日に何度も使う洗面所。ものも多く狭いのでゴチャつきがち

1日の始まり、家事の最中、1日の終わりにも…。忙しく、疲れたタイミングで使う頻度が高い洗面所は、きれいが保ちにくく、散らかりやすい場所です。そこで、整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんに、100円グッズを活用した「忙しくても無理なくすっきりきれいが保てる洗面所収納のコツ」を教えてもらいました。

1. 洗面ボウル周りにはものを置かない

以前は私も、手近にあると便利なハンドソープなど、洗面ボウル周りにあれこれ置いていました。

 

ところが、ものがあることで掃除がこまめにしづらい、水の飛び散りが気になる、ホコリが気になるなど、悩みが増えてしまいました。

 

洗面ボウル周辺は、周囲が汚れがちなハンドソープまで徹底排除し掃除をしやすく

そこで最近、収納方法を変えて、洗面台の扉のなかに収納することに。

 

歯ブラシだけは、乾燥の問題で外に出していますが、そのほかのものは何も置かないことで格段に掃除がしやすくなり、きれいが保ちやすくなりました。

 

ちなみに、帰宅後は玄関やリビングで手指のアルコール消毒を行い、扉を開けるまでに何段階か除菌のタイミングを設けるように工夫しています。

2. 収納のサイズに見合った数のアイテムを

増えがちなスキンケアやヘアケア用品ですが、わが家では、収納つきのミラーに出し入れしやすく入れられるだけの数を持つ、と決めています。

 

使いにくくなったり、入りきらなくなったら見直しのサイン。

 

洗面台上の収納例
造りつけの収納には収まる分だけ、アイテムを決めてまとめている

わが家の場合は、中央一番下には前述のハンドソープを置いていて、開けてすぐ手が洗えるようになっています。

 

朝の支度の際にはベースメイクまでを洗面所で済ませるので、一部のメイク用品も収納しています。

3. 扉裏に収納しない!出し入れ&掃除のしやすさを最優先

扉の裏に接着式の収納を取りつけ、ケース自体を浮かせる収納も人気です。確かに便利ですが、掃除がしにくいというデメリットも。使ったあとに汚れやすいところほど注意が必要です。

 

収納扉の裏を拭き掃除する様子
汚れがちな収納扉の裏は100均のミトンが便利

私の場合は、水しぶきや石けんなどで汚れがちな扉裏は収納には使わず、定期的に100均のお掃除ミトンでサッと拭き掃除するのを習慣に。

 

手でなでているような感覚で、負担なく気軽に掃除ができます。