夏真っ盛り、スタミナをつけるため、食べたくなるものといえばそう、ウナギです。

 

お値段が張り、しかも近年は絶滅も危惧される、食べ物としてセンシティブなウナギ。三世代同居のわが家の最近のウナギ事情は…?

同居嫁がウナギを食べなくなったわけ

もともと、わが家の義父母はウナギが大好きです。

 

土用の丑の日には欠かさずウナギの蒲焼を買ってきたり、鰻屋さんに食べに行ったりしていました。

 

同居を始めてからしばらくは、家族6人で外に食べに行くのはさすがに会計が恐ろしいことになってしまうので、スーパーで買ってきた蒲焼を切り分けて食べるのが習慣になっていました。

 

しかし数年前から、ウナギの資源保護が急務であるとSNSなどで話題に上るようになりました。養殖ウナギならいいんじゃないの…と気楽に考えていましたが、商業ベースでのウナギの完全養殖は未だ確立されておらず、結局は稚魚を捕獲してそれを育てるしかないとのこと。

 

今まで特に疑問を抱かずにウナギを食べ続けてきてしまったことに、ほのかな罪悪感を抱くようになりました。

 

私自身、ウナギは大好きです。できれば末長く食べ続けていたい。そのために、今、好きなようにウナギを消費することを一度立ち止まって考えてみなければいけないな…そう考え、数年前から、土用の丑の日だからといってウナギを買うことは控えるようになりました。

 

「ウナギ食べたいわね!」という義父母にも、絶滅危惧種なのであんまり買わないようにしようかなと…と説明したところ、「そうなの!知らなかったわ。じゃあ控えたほうがいいかしら」という言葉が返ってきました。

 

そんなわけでわが家では久しく、食卓にウナギが上ることはありません。

 

もともとウナギが好きなのは家族の中で義父母と私だけ。夫や子どもたちは、とくにウナギを食べたいと思うことがないそうなのです。

 

わが家の食卓のウナギ問題、これで終止符が打たれたかと思いきや…。