3. 緩衝材を再利用
オンラインで買い物をすると必ずついてくる、空気で膨らんだタイプの緩衝材。スペースに余裕がある場合はできるだけ取っておき、荷物を送る際に再利用しています。
さらに、一辺を切って開き、ゴミをまとめる袋として活用する手も。ただ、カットに手間がかかるので、余裕があるときだけ。無理に二次利用する必要はないと割りきっています。
4. 使いまわし度を重視した食器選び
種類豊富に揃うと料理が楽しくなりそうな食器。とはいえ、揃えれば揃えるほど、使わなくなったときや飽きてしまったとき、収納スペースがなくなったときに大変です。
なので、わが家では1つで何通りも使える食器を買うようにしています。黒のお皿は、まな板にもトレーにもなり、使い回しがきくので便利。このほか、何通りにも使えるカップなども愛用中です。
飽きのこない、シンプルな見た目を選ぶのもポイントですよ。
5. 積極的なリサイクル活用
ゴミに出すほうが簡単ですぐに手放せるのですが、洋服などは積極的にリサイクルを利用しています。
「お金に換えること」を目的とすると面倒に思えるリサイクルも、「無駄なごみ処理費用を抑える」「資源や環境を助ける」「必要な人の元に届く」と考えるとおのずと手が動きます。
近年、リサイクルされた服を、再資源として新しい服を作り出す取り組みも盛んになってきているので、捨てられてしまう服がもっと減るといいなと願っています。
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国民1人当たりで毎年1万6000円を超えるゴミ処理費用を負担していると言われる昨今。ただポイッと捨てるその量を、一人ひとりが少し意識するだけで、無駄にかかってしまう費用を抑えられるようになるのではないでしょうか。
文・撮影/瀧本真奈美
参考/環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和2年度)について」https://www.env.go.jp/press/110813.html