「1人目が生まれてすぐは、可愛いと思う余裕すらなかった」と語るベッキーさん。現在2歳と1歳の母でもあるベッキーさんですが、日々発見と驚きと笑顔で満ちているそう。一方、子育てに関しては、夫に120%を求めてしまうという本音も覗かせます。そんなベッキーさんにお話を聞きました(全5回中の4回)。
子どもにも説明は大事
── 現在、2人のお子さんのお母さんでもあるベッキーさん。母になって気づいたことはありますか?
ベッキーさん:
いっぱいありますね。でも、改めて聞かれると、自分のダメなところしか浮かばない…。
今2歳と1歳の子どもがいますが、私ってこんなにダメだとか、こんなことでイライラしちゃうんだとか、こういう場面で人に優しくできないんだとか…。そういう自分の小ささですね。
あとは食の大切さとか。食材を変えただけで、こんなにうんちが変わるってね。それに、人ってこういう順番で育つんだとか。寝返りが打てるようになった。首が座って、腰が座るようになった。腰が座るまで時間があるし、そもそも腰が座るなんてシステムあるんだなって。人間が成長していくプロセスを学べたのは面白かったと思います。
── 日々発見なのでしょうか。子育てで意識していること、心掛けていることはありますか?
ベッキーさん:
説明をしっかりする。赤ちゃんだから理解できないじゃないと思うんです。
仕事に行くときも「今日はママお仕事だから、何時頃に帰ってくるね」って説明します。何か物を取りに行くときも、「ちょっと待ってて」「ちょっとここに居て」ではなく、「ママは、本を取りにいくから待っててね」と、状況がしっかりわかるように、フルセンテンスで伝えるようにしていますね。
── お子さんが小さくても、説明をする・しないで変わると?
ベッキーさん:
ちゃんと説明してから離れると、理解度が違う気がします。たとえば、今日は仕事で子どもを預けて、後からすごくグズっていたと聞くと、やっぱりちゃんと説明しなかったからこうなったのかなって思ったり。けっこう明確な違いが出るので、やっぱり意味があるのかなって気はしますね。
それに、2歳になったら、イヤイヤ期がくるって聞きます。理由もなく「嫌だ」っていうように見えるけど、本人にとっては何か理由があるのかもしれない。だから、こっちもちゃんと説明して、あっちも何々だから嫌だっていう。お互いにちゃんと理由がわかったらいいなって思います。