「うちには、産んだ覚えのない大きな長男がいて大変なの…」
独身時代には「どういうこと?」と状況が分からなかったけど、結婚して子供が生まれた今なら分かる「大きな長男」の意味。
(子育て中だけど意味が分からないという人は、とても幸せかもしれません…!)
今回は、そんな「大きな長男」の意味と、産んだ記憶のない長男が家庭に出現してしまう理由、そしていま「その呼び方をやめよう」という声も多い理由などを解説します。
「大きな長男」とはいったい誰のこと?
ほとんどの方はもうお分かりかと思いますが、ここでいう「大きな長男」とは、妻から見た夫のこと。
服は脱ぎっぱなし、食べた食器は置きっぱなし、冷蔵庫から出した冷たい麦茶はテーブルに出しっぱなし。
もちろん麦茶がなくなっても沸かして補充しようなどとは思いもつきません。
何かが見つからないと「ママー、あれ持ってきて」。
こういった小さい子がやりそうな行動を、大人にも関わらず平気でやってしまう夫に対する怒りや嘆きを込めて、「こんな大きな長男は産んだ覚えがない!」とママ友同士での会話のネタになっていたりするのです。
しかも、子供なら教えれば覚えて成長していきますが、夫の場合は教えても素直に聞く気がなかったり、できないことを指摘されるとプライドが傷ついて逆ギレしたりと、扱いが子供よりやっかいなのが特徴。
完璧に家事育児をしろとは言わないけれど、せめて大人なら自分のことくらい自分でやってほしい…そして本当なら、親の1人として育児は対等にやってほしい。
「大きな長男」という皮肉の裏で、ママたちはそんな風に思っているのではないでしょうか。