4.「詰め替え」
冷蔵庫収納や調味料収納などでお馴染みの詰め替え容器。ボトルがずらりと並んださまは気持ちのいいものです。とはいえ、あまり使わない調味料まで詰め替えて、賞味期限を切らしてしまっては意味がありません。
さらに、詰め替えの手間、詰め替え前の洗浄と乾燥、容器自体の買い替え、ラベリングに
かかる時間はトータルするとかなりの時間。
家事からの解放を考えるなら、「やめていい家事」の上位に入るのではないでしょうか?
5. 「毎日の買い物」
スーパーへの往復、食材を選び購入するまでにかかる時間を気にしたことがありますか?
「時間がたりない!」と焦っている人はまず、日々の買い物にどれくらいの時間がかかっているかを、きちんと把握してみるといいかもしれません。
まとめ買いに苦手意識がある人もいるようですが、2日分のまとめ買いができたら3日分、3日分ができたら5日分…という具合に、少しずつ範囲を広げていけば、それほど難しいことではありません。
あるいは、ネットスーパーを利用して、いっそ買い物に行かないという選択肢も。自分に合った方法をあらためて考え直してみましょう。
6. 「作りおきおかず」
冷蔵庫に「作りおきおかず」があれば、確かに日々の料理がラクになりますよね。その半面、たいていの場合、休日の時間を大幅に奪われがちです。
すごく負担に感じているのに、皆やっているからやらなければ、と自分にルールを課しているような場合は、一度やめてみてはどうでしょう。
とくに今の季節は、風味変化や鮮度低下、食中毒の危険性などといったデメリットも気になります。ルーティン化したシンプル献立、お総菜なども取り入れて、日々の料理時間を上手に短縮しましょう。
…
さまざまなライフハックが取り沙汰される昨今ですが、自分の性格やライフスタイルに合うものかどうかとなると話は別。
続けるうえで負担ではないかを考えながら、普段やっている家事も含めて「取り入れない家事、やめてOKな家事」を見つけてみてください。
文・撮影/瀧本真奈美