マイナンバーカードで1万5000円相当のポイントがもらえる申し込みが、6月末より始まりました。申し込みの対象内容やもらえる方法、手続きの仕方、メリットやデメリットを、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに教えてもらいました。
「健康保険証」と「公金受取口座」の登録が必要
マイナンバーカードを取得し、スマホのアプリやパソコンのWEBサイトからマイナポイントの申し込みを行うと、まずは選んだ決済サービスで利用金額の25%、一人最大5000円相当のポイントがもらえます。
それに加えて、マイナンバーカードを「健康保険証」として利用できるように手続きを行い、「公金受取口座」の登録をすることで、それぞれ7500円分相当のポイントが付与されます。6月30日からこの手続きを行えるようになりました。
マイナンバーカードと健康保険証の紐付けは、WEBサイトやアプリにある「マイナポータルサイト」より申し込みが可能です。利用規約を確認し、マイナンバーカードを読み込み、登録を行うだけで簡単に手続きができます。
公金受取口座の登録についても、同じく「マイナポータルサイト」より健康保険証と同じように手続きを行い、口座情報を登録すればできます。
それぞれの手続きを行った後に、「マイナポイント」のサイトやアプリ、選んだ決済サービスの画面などからポイント付与のための申請を行います。
登録方法は簡単ですが、注意点はマイナンバーカードの「利用者証明用電子証明書パスワード」が必要なこと。5回連続して間違ったパスワードを入力してしまうとロックされてしまい、住民票のある市区町村の窓口にわざわざ行かなくてはいけなくなるので、注意しましょう。