「シラス」の次は音を発する「イルカ」が登場
── シラスの展示や繁殖は難しいのですか?
スタッフ:
カタクチイワシの子どもであるシラスは、1〜3センチととても小さくて、とても弱い生き物です。
たとえば、海から水族館に生きたまま運ぶことができません。展示もとても難しいのですが、当館では、「シラスサイエンス」という展示を設け、飼育や館内で研究してわかったことを詳しく解説しています。
そこでは3つの水槽を並べて、生まれたばかりのシラスから、食卓にのぼるシラスになるまでの成長過程も見ることができます。
そんな小さなシラスを大きなぬいぐるみにしてみてはおもしろいのでは?という発想からぬいぐるみクジのラインナップに加わりました。シラスクジは以前も展開したのですが、とても反響があり、入手できなかった方からまたやってほしいという声をいただいたので今回で2度目の登場になります。
── シラスクジはまたいつか登場しますか?
スタッフ:
そうですね。今後もお客様の声を聞いて、順次人気のあった種類を出していく予定なので、乞うご期待!とだけお伝えしておきます。
── 今後はどのような生き物がぬいぐるみのラインナップに加わる予定ですか?
スタッフ:
シラスクジの次はイルカクジを開催します。この夏、これまでイルカショーを始めて11年になるのですが、新たなショーへリニューアルしました。
私たちのすぐそばで暮らすイルカたちの刺激になりたい=波になりたい、そんな想いを込めたイルカショー「Wave~きみの波になりたい~」を展開します。
イルカクジは過去にも展開しましたが、新イルカショーに合わせてえのすいオリジナルのイルカクジにバージョンアップしました。2色展開で左の胸びれには音が出る仕掛けもあります。
ぜひ「イルカショー」をご覧いただいた後、イルカクジを楽しんでいただけたら嬉しいです。
取材・文/CHANTO WEB NEWS