傷つく親子をつなぐもの

 

父親として自信のないサムは懸命にルーシーを愛します。そして、父親を傷つけてはいけないと思うルーシーはいろんなことを我慢し、気遣い、でもその事で自身が傷つきます。だってまだ、7歳の女の子ですから。

 

▲同級生のパパたちとは、自分のパパは全然違うことも感じていますし、そのことで同級生からもいじられるし…。パパからは子どもっぽい嘘や、突拍子もない行動もちょいちょい繰り出されます。でも、サムもサムでそんな自分に傷ついているんです。

 

この2人の仲睦まじい姿に、それだけで序盤から号泣ですよ。子どももちゃんと自分で感じて、考えている。観衆がそう考えさせられてしまうのも、心の機微を繊細に表現している、ダコタ・ファニングの芝居が凄すぎるからなんですが…。親子が互いを思いやる愛情だけでとにかくつながっていて、あたたかい気持ちになります。僕たち親子と重ねてみても、子どもの小さな“心の動き”を見逃してしまっていることは多々あるんだろうなあ、と日頃の自分を振り返りました。 そして、サムはルーシーを取り戻すべく、裁判を戦っていく決意をします。そこで、頼ったのが敏腕弁護士のリタさんです。

 

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▲そうだ晴太朗! その調子で食べるんだ、朝ご飯を!…今朝もご飯を食べずにポイフルを隠れて食べていた息子を頭ごなしに叱ってしまった僕としては…色々と反省です。あ、でもやっぱり隠れポイフルは叱っていいか。美味しいけどご飯の後じゃないとダメだ。