赤ちゃんとペットとの生活を考えて悩むママも多いのではないでしょうか? 妊娠と当時に今まで飼っていたペットを実家へ預けたり、ペットは欲しいと思っていても子供が小さいからと諦めたり。我が家の例を元にペットと子供の共同生活のコツと子供の成長に与えるメリットをご紹介します。
出産前からペットが居る場合
赤ちゃんとペットを少しずつ慣らしていきます。 赤ちゃんが生まれる前までは愛情を一人占めしてきたペットにとって赤ちゃんは自分への愛情を奪われてしまうのではないか?という恐怖の対象になります。 そこで今までと変わらずにペットに接することも大切になっていきます。
室内で放し飼いだった場合には出産に向けてペットをゲージに慣らしておく必要もあります。それぞれの安全な居場所を確保することで安心して共同生活を送る事ができます。出産前に出来ればゲージの中でオシッコやウンチをしつけておくと、赤ちゃんがいる生活で散歩へ行けない日も安心です。
赤ちゃんのお世話に追われ授乳にオムツ替え、寝かしつけで一日が終わってしまった日も10分でもペットとの時間を持つように心がけました。初めての育児に全力の気持ちも和らぎ、癒しの時間を過ごすことができました。 子供の成長とともにゲージから出す時間を増やしていきます。 子供とペットの関係は気を付けなければいけないことがたくさんありますが、 子供にとっては絶好の遊び相手です。
タオルの引っ張り合いをしたり、寄り添ってテレビを見たり。 お互いの温もりを感じて成長していきます。 「ワンワン」と子供との関係は年齢とともに変化します。 自分よりも弱く小さいものへの優しさも育まれていくと感じます。
これからペットを検討中の場合
動物を飼うことは子供にとって、いい影響を与えるだろうと分かってはいても、家事に育児で手一杯さらにペットのお世話まで加わるなんて難しいと思うママも多いのではないでしょうか。 子供が小さくてもゲージを活用して、それぞれの居場所を確保すれば無理なく共存できます。 餌をあげたり、散歩へ行ったり、まるで兄弟のように育ちます。ペットの面倒をみることで責任感も生まれ生命について触れることができます。
ペットを飼うときに気を付けたいこと
①アレルギーの発症 ②ペットによる噛みつき ③子供がいることで受けるペットのストレス ④人獣共通感染症 その他にもたくさんあると思います。 ペットの抜け毛などもあり掃除もこまめにする必要がでてきます。
たくさんの事に気を付けながらお互いに楽しい生活を送っていきたいですね。
イギリスの古いことわざにあります。
「子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう」
いかがでしたか? 小さい子供とペットとの共存は注意しなければならないことがたくさんあります。 それでもペットを飼う事のメリットも多いのです。 そしてペットも子供と同様に大切な生命です。愛情を注いて家族の一員として子供とペットの関係を築いていってみてはいかがでしょうか。
CHANTOママライター/中谷絢子