節電を意識する人は年々減少!?


冷房に関する話題で、しきりにあげられていたのはやはり“熱中症”の懸念。以前実施されたマイボイスコム株式会社による「今夏の節電・暑さ対策」についての調査では、住まいの暑さや熱中症に対する意識が明らかにされていました。

 

暑さ対策についてまず思い当たるのは冷房ですが、それ以外に対策を行っている人も。住まいで行っている冷房以外の暑さ対策を聞いたところ、「風通しを良くする」「日差しを遮る工夫」「部屋の空気を循環させる」という回答が3~4割を占めていました。続いて節電意識についてたずねると、意識している人は44.4%と2016年以降減少傾向にあります。

 

さらに「節電対策として行っていること」のアンケートで、「エアコンをなるべく使わない」と答えた人は2017年よりも少ない割合でした。しかし夏バテに関する調査では意外な結果が見られます。2016年の同調査において“夏バテをしている人”は40.3%だったのに対し、2018年には49.7%まで増加。

 

ちなみに熱中症対策については、「積極的に行っている」「ある程度行っている」といった回答が合わせて59.1%。2017年の結果より10.6%も増えていました。暑いと思ったら我慢せず、エアコンを解禁すべきなのかもしれませんね。

 

関連記事:子供部屋のエアコンは贅沢品か!? 子持ち家庭それぞれの事情

 

文/長谷部ひとみ