井戸端会議の語源をご存知ですか? Goo辞書によると「近所の女たちが水くみや洗濯などをしながら、人のうわさや世間話をすることをからかっていった語。転じて、主婦たちが家事の合間に集まってするおしゃべり」とのこと。いったい何を話しているのか、どうしてあんなに長いのか? 「現代版・井戸端会議」の実態をママたちに取材しました。
井戸端会議で何を話しているのか?
他人の家をネガティブに想像(裕子さん/35歳/パート)
私が知る限り「井戸端会議=他人の家を詮索する場」。ママたちが集まって「あの家はこうだろ、ああだろう」と勝手に想像して楽しんでいるんです。なのであまりポジティブな内容はないように感じます。 たとえば、子どものいない夫婦がいれば「どうして子どもができないんだろうね」から始まり、「不仲なんじゃないの?」「夫婦どちらかに問題があるんじゃない?」となり、最終的には「子どもがいないなんて、かわいそうな家よね」と落ち着きます。 さらに、「○○さんのご夫婦が、この前喧嘩していたらしいわよ」という話題になれば、「絶対旦那さんの浮気よ!」「ああ見えて○○さんも相当な男好きらしいから、わからないよ〜」となり、「離婚も目前ね!」という結論に至ります。 毎日毎日道端に集まり、何時間も立ったままこんな話…いったいどこがおもしろいんでしょう。私には、まったくもってさっぱりです。