冷凍食品の歴史
ちなみに『国民1万人がガチで投票! 冷凍食品総選挙』の公式Twitterでは、冷凍食品のアレンジ方法が紹介されています。たとえば5位の「さぬきうどん」は、明太子とバターを加えることで「明太バターうどん」に。また3位の「えびピラフ」は、牛乳で煮込むことで「リゾット」に変身します。
そんな様々な楽しみ方ができる冷凍食品ですが、今に至るまではどのような歴史があるのでしょうか。「一般社団法人 日本冷凍食品協会」の公式サイトによると、日本初の市販冷凍食品は「戸畑冷蔵(現ニッスイ)」の「イチゴシャーベー(冷凍いちご)」。1931年に大阪・梅田の阪急百貨店で販売されました。その後1964年の東京五輪や1970年の大阪万博でも活躍し急速に拡大。1979年には、日本の冷凍食品生産量が50万tを超えています。
ちなみに2017年の国内生産量は、過去最高となる160万tを記録。まだまだ冷凍食品業界は拡大中で、今後も数々の人気商品が生み出されることでしょう。
文/牧野聡子