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ゴールデンウイークも間近となってきました。今年は長~い10連休!家族でバーベキューやキャンプを計画されている方も多いのではないでしょうか。晴天の元、家族や仲間と一緒にアウトドアは気持ちがいいですよね。ただ、準備や片付けを考えるとちょっと気分は憂鬱…かもしれません。持って行く道具も沢山ありますし、あれもこれもと用意して、いざ車に乗せようとすると「入らない…(汗)」なんて事も結構あったり。今回は初心者にも簡単!キャンプ道具をすっきりまとめて持っていく方法をご紹介します。

 

プロが教える!キャンプ用品の収納法


1.キャンプのテーマを決めて、道具を厳選する

キャンプに行く時はテーマを決めると道具が選びやすくなります。たとえば、子供と一緒にいっぱい遊ぶ!野外料理を楽しむ。ひたすらゆっくり過ごす…など。遊びに重点を置くなら、遊び道具を増やして料理道具は少なめに。料理に凝るなら、調理器具や食材を増やしてそれ以外のモノは必要最小限だけ持っていくというスタイルもいいですね。

 

2.道具はできるだけコンパクトにできるものを選ぶ

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キャンプ道具は持ち運ぶ機会がとても多いもの。部屋から車へ積み込み、キャンプ場についてからも設営地と駐車場が離れていればそこからまた運ばなくてはなりません。なので、道具はできるだけコンパクトで軽量な物がおすすめ!最近のキャンプ場ではレンタル品が充実している所が多いので、利用するのもひとつの手です。事前に訪問先のキャンプ場のホームページなどでチェックしておくといいですね。

 

3.荷物はグループ別パッキングで、探しやすく

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調理器具や燃料、食材・衣類など、キャンプで必要なものは多いので、大まかに種類別に分けてコンテナや袋に詰めておきましょう。ケースなどを利用すれば、とりあえずまとめて入れているだけでも、どこにあるかが分かりやすくなり、必要な時にサッと使えるようになります。 蓋付きのコンテナや収納ケースの場合は積み重ねられるので、車載したときにすっきり!キャンプ場についてからの持ち運びでもそのまま運べて便利です。

 

4.こまごましたものは、ジッパー付バッグや100均ケースにまとめて

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洗剤やフキンなどこまごました消耗品類の整理には、キッチンでもおなじみのジッパー付バックが役立ちます。キャンプ場では、輪ゴム、ビニール袋、洗濯バサミ、S字フックなど、小さいものの出番が意外と多いもの。細かいグッズは散らかりやすいで、写真のようにケースを利用してまとめておくと管理がしやすくなります。 キャンプ場ではできるだけゴミを減らしたいので、買った物はそのまま持参せず、先に包装を取り除いてセットしておくといいですよ。

 

5.布ものは丸めると、崩れずコンパクトに

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毛布などの布物は、丸めると崩れずコンパクトに収まります。100均でも売っているマジックテープ式のバンドや太めのゴムなどを利用しましょう。丸める収納で車に積むと荷物の隙間にも入れやすく、持ち運びも便利です。

 

6.キャンプ用品や外で使う遊び道具はひとまとめに。玄関近くに定位置を作ろう

ご紹介してきたようなキャンプ用品は普段からひとまとめにして、出来れば玄関の近くに置いておくと車載がラクになります。頻繁に使う道具ではないので…と買った時の箱に入った状態のまま押入れや納戸にキャンプ用品を入れられているお宅も多くみられます。押入れに入れるのもいいのですが、あまり奥の方に入れてしまうと取り出すことが面倒になってしまい、結局全然使わなかった…という事が少なくありません。また重たい机や椅子を持って家の2階から車に乗せる作業はそれだけで重労働。出かける前から疲れてしまっては、楽しいイベントも台無しです。 キャンプ用品はひとまとめにして、いざ行こう!となった時にすぐ取り出せる場所にまとめておきましょう。これなら、準備・片付けが簡単になり、出かける機会も増えそうです。

 

7.車載のコツは愛車のラゲージスペースを知る!

最後に車載のコツです。これは、まず愛車のラゲージスペース(荷物スペース)の形を知る事がポイントです。車の荷物スペースは、車種やメーカーによってかなり大きさも形も違います。だだでさえ荷物の多いアウトドア遊びですから、いかにデットスペースなく積むかが車載成功の秘訣。当日慌てて積み込むのではなく、できれば前日にでも一度詰めてみて、ちゃんと収まるか確かめておきたいですね。

 

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いかがでしたか?面倒な準備もできるだけささっとできれば、お出かけもより楽しくなること間違いなし。せっかくの長い10連休です。行き先計画と同時に、キャンプ道具の収納もぜひトライしてみてくださいね。家族や友人達と自然の中で過ごす時間が、いつも以上に楽しくなるといいですね。

 

文/笹田奈美子