嘘も成長の肥やしに!? 嘘をつく子どもに効果がある“尾木ママ流教育法”
過去に放送された『ウワサの保護者会』(NHK)では、“子どもの嘘”をピックアップ。スタジオには子どもの些細な嘘に困っている親が集まり、対処法について議論が交わされました。
親から挙げられた“子どもの嘘”は、テストの悪い点数を見せないために「まだ返されてない」と言ったり外出先の場所を偽るなど様々なパターンが。最も多かったのは、宿題をやっていないのに「やった」と嘘をつくケースです。児童精神科医の石川憲彦先生曰く、子どもに“親がどれだけショックを受けたのか”をしっかり伝えることが大切。罰を与えたり脅したりするよりも効果的な指導法のようです。
また教育評論家の尾木直樹さんは、「嘘そのものより奥にある子どもの気持ちをよく見つめて」「健全な発達の1つでもある“嘘”も余裕を持ってみれば成長の肥やしになる」とコメントしています。しかし度を超える嘘をついた場合は、子どもに「ダメ!」と叱るのも忘れずに行ってほしいとのこと。もし子どもが嘘をついてしまっても、親として正しい対処を心がけたいですね。
文/長谷部ひとみ