■節約食材を使いまわすレシピを導入
食費を下げるためには、安く購入できる食材を、賢く使いまわすことも重要なポイントとなります。普段から価格が安く、安定している食材は、「家計のお助け素材」です。さまざまなバリエーションで食卓に登場させることで、家族が飽きることもなく、満足度を高めることができるでしょう。 家計のお助け素材としては、以下のような食材が挙げられます。 ・もやし
・豆苗(とうみょう)
・キノコ類
・豆腐
・鶏むね肉
・納豆
・厚揚げ レシピサイトなどをチェックしてみると、これらの食材をさまざまなバリエーションで楽しむための情報が多数公開されています。食費がピンチになったときには、ぜひこちらも活用してみてください。
■時には「諦める」ことも大切
カレーを作る際には、じゃがいもやにんじん、玉ねぎやお肉を使うのが一般的です。しかし時には、「今日はカレーにしようと思っていたのに、じゃがいもとにんじんがとても高い!」なんてこともあるでしょう。 こんなときには、良い意味で「諦める」ことも大切なポイントとなります。「カレーにはじゃがいもとにんじんが欠かせない」という自分の中の常識を諦めて、別の食材へと目を向けてみてください。 カレーには、ほうれん草も合いますし、トマトやナスを使って夏野菜カレーにするのも良いでしょう。キノコたっぷりカレーを作るのもオススメです。 「このメニューにはこれがなきゃ駄目!」なんて固定観念を覆すことが、食費の節約につながるケースも少なくありません。 固定観念にとらわれていると、冷蔵庫がいっぱいであるにも関わらず、「○○を作りたいのに、△△がないから買い物に行かなきゃ!」なんて思いこんでしまいがちです。「冷蔵庫にあるものの中から、工夫して美味しいものを作ろう」という意識へと切り替えるだけでも、食費は自然にダウンさせられます。 思わぬ組み合わせの、新たなお気に入りが発見できるかもしれませんね。
■まとめ
生活費の削減の中でも、比較的手が付けやすいのが食費の削減です。削減し過ぎるのも考え物ですが、ちょっとした工夫で月に数万円カットできる可能性もあります。 今回紹介した方法を実践すれば、無理なく自然に、食費を減らすことができます。メニューの組み方や料理に関する固定観念を変え、「購入したものは食べきる」意識を育てていきましょう。家族みんなで取り組むことで、家計にも余裕が生まれそうですね。