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■シリコンについての誤解

よくシリコンはしっかりと洗い流さないと毛穴が詰まったり、それが原因で抜け毛になってしまったりという話を聞いたことがないでしょうか。 それで、シリコンが含まれていないほうがいいと考える人も多いそうです。 シリコンはその粒子は小さく、毛穴に詰まるようなものではありませんが、洗い流しきれていない場合は髪や頭皮に悪影響を及ぼす可能性はあります。 ただし、この場合、流し切れていないのはシリコンだけではありません。洗剤を始めさまざまな配合物も流し切れていないのです。 シリコンよりもこれらの配合物が残っているほうがよほど髪や頭皮にとって良くないことなのです。 本来であれば、シャンプーが流し切れていないことが問題なのですが、シリコンに関するだけが誤った情報が独り歩きをしてしまってしまったのかもしれません。

■シリコンの有無は相性が大切

ノンシリコンのメリット・デメリットが理解できれば、自分の髪にどっちが合うかどうかは自然と分かってくるのではないでしょうか。 ノンシリコンの場合、どうしてもきしみやパサつきが出がちですが、ショートヘアであればそれほど気になることはありません。また髪を軽い質感にしたい場合は、ノンシリコンが向いているようです。 逆に髪の毛が傷んでいる場合は、シリコン配合のほうが、髪の毛を保護してくれるので向いています。 また、サラサラした髪質よりもしっとりした髪質が好みであれば、シリコン配合のほうがよいかもしれません。 このように、シリコンの有無は自分の髪の毛の状態や、どんな髪質にしたいかで選ぶことをおすすめします。

■まとめ

ノンシリコンシャンプーには、肌や頭皮が弱い人に向いていますが、シリコン入りのシャンプーには髪を保護してくれる有効な成分が含まれています。 どのシャンプーを使用するかを考える際は、シリコンの有無よりも使用されている成分やさまざまな添加物を確認した上で、 自分の肌や髪質に合っているかどうかで判断してから購入するのがよさそうです。