家事に追われて家の中を駆けまわり、何かを探して右往左往…。そんな毎日を脱却した4人の読者ファミリー。ムリすることも、ムダに動くこともないのに、すぐに片づく、スッキリが続く。そんな収納の秘密を一挙にご紹介します。ぜひ、参考にして実践してみて!
復職前に、自分流から家族用の収納にシフト
外山さんの家事がラクになった理由は、ズバリ「ひとりで頑張らない」から。以前は自分流で細かく分類する方法を試みていたそうですが、次男が生まれ、夫を残して里帰りしていたときに、大きな気づきがあったのだそう。「夫から、私にしかわからない細かな分類は逆に片づけにくいと言われ、ハッとしました。それで、もう一度、家族が片づけやすい収納に考え方をシフトしたんです」
ちょっと適当くらいが片づけやすい
箱やかごにしまってあれば十分と考え、中を細かく仕切ったりしない。片づけつづけるには、力のぬきどころをつくるのも大切です。
見た目も◎な収納グッズなら出しっぱなしでもサマになる
パッケージが派手な洗剤類は、白い容器に移しかえて、出しっぱなしに。「一度の手間で、毎日目に入るストレスが減るなら、結果、ラクになる!」
イケアのシェルフに合わせたスタックストーの持ち手つきボックスをおもちゃ入れに。中身が見えなくても分類がわかるよう、目印に数字のシールを貼った。
テレビ台横のバンカーズボックスには、クッションカバーなどを収納。「見た目もおしゃれで丈夫。積み重ねるだけで絵になるので気に入っています」
散らかりやすいものほど、目線が届きにくい場所に置く
子ども部屋の押し入れの脇に衣類ケースを配置。「長男が自分で服を出すようになり、段ははみ出たまま。でも今はこれでよし!」
子ども部屋の一角のテントには、カラフルなおもちゃが大集合。「ここならリビングから見えないから、多少散らかっていてもOKです」
リビングの隣が子ども部屋。おもちゃはボックスに入れてふたをして完了。リビングから死角になるソファ裏などを定位置に。
食べかけのお菓子はカウンター上のシンプルなブレッドケースを隠れみのに。一時的な保管は、分類などをせず、目隠し程度で十分。とり入れたのは、片づけが苦手な夫や子どもでもとりあえずほうりこめばサマになる「カバーリング収納」。物を使う場所ごとにざっくり分類したので、家族は入れ物に戻すだけ。物が多すぎると出し入れがめんどうなので、詰めこみすぎず、ゆとりをもたせのがポイントです。「おしゃれなデザインのかごや箱なら、大好きなインテリアも楽して一石二鳥です。