ハイハイやつかまり立ちを覚えると、赤ちゃんの行動範囲は段々と広がってくるもの。母としては順調な我が子の成長に喜びを感じますが、一方この頃に多くなってくる「後追い」に悩む人も多いようです。
赤ちゃんの「後追い」に苦しむママ
毎日続く「後追い」がストレスに!
生後7カ月の赤ちゃんが「後追い」を始めたことに悩むママ。「ご飯を作っている時など、顔は見えているのにその場を離れただけで大泣き。正直、私もストレスが溜まっています…」「他のママたちはどうやって乗り切ったのでしょうか?」と頭を抱えています。
続出する共感の声
育児経験者・育児真っただ中のママたちからは、共感の声が相次ぐことに。早ければ生後半年くらいから、1歳半~2歳頃まで「後追い」は続くようです。 「後追いが始まると、本当に自分の時間が持てなくなるよね…」
「我が子だとしても、ずっとおさまることなく“毎日”っていうのが辛い」
「ウチは1歳9カ月だけど、まだ後追いしてくる。もう疲れ過ぎた…」
“少しも休まる暇がない”という点が、ママにとっては大きな苦労となっています。
さまざまな「後追い」の乗り切り方
「多少泣かせても仕方ない」というママも
他のママたちからは、さまざまな“後追い対策”が披露されています。時には「多少泣かせながらという場合も出てきてしまう…」とのこと。 「私は、“抱っこ紐をしながらの家事”が当たり前でした」
「ずっとおんぶするしかない! 背中で寝てしまったら、そのまま食事してました(笑)」
「家事の間はテレビを見せてたよ。泣き始めたら『ちょっと待ってね~』『今はママ○○してるよ~』と声かけ」
「いちいち構っていたら家事もできないから、1~2分は泣かせておきました。その代わり戻ったら『お待たせ~!』って抱きしめていたかな」
「後追い」は“必要とされること”
しかし「後追い」がひと段落したママからは、「あまり悩み過ぎずに、ポジティブにいるべき」というエールも寄せられています。中には“ゲーム感覚で楽しんだ”という経験談も。 「辛いだろうけど、今をなるべく楽しんで! こんなに人に必要とされることってあまりない」
「息子はただ今、反抗期中。正直、後追いしていた頃が懐かしいです」
「『こんなに“モテること”は今後ない』って割り切るのがいいかも!」
「ゲーム感覚が楽しいよ。『レーダーに探知された!』って遊びながら乗り切るのがおすすめ」
「後追い」の時期は、必ずどこかで終わるもの。あまり思いつめ過ぎずに乗り切りたいですね。
「後追い」に加えて「パパ見知り」も!
「パパ見知り」は夫にも大ダメージ!?
ママへの「後追い」と同じくらいの時期に、「パパ見知り」が始まる子どもたちも多いよう。ネット上では「パパ見知り」に悩むママからの声も相次いでおり、いくつかピックアップしてみましょう。 「夫に子守をさせれば問題ないと思いきや、娘は“パパじゃ嫌だ”の大泣きです…」
「人の区別がつくってことは成長なんだろうけど、たまにはパパにも懐いてほしい」
「『パパ見知り』は旦那にも相当こたえているみたい。パパにも自信をつけさせないと!」
「知らない人!」と言われてしまったパパ
続いて「パパ見知り」を受けてしまったパパの声。中には「一時は仲良くなったのに、少し間が空いただけで振り出しに戻ってしまいました」と経験談を語るパパもいました。 「『パパ見知り』が始まり早3カ月。このまま『パパ嫌い』になったらどうしよう…」
「娘にオドオドしてるのを見透かされてるのかな。なかなか懐いてくれません」
「出張で3日会わなかっただけで、『知らない人ぉー!』と大泣きされたことがあります」
しかし多くの子どもたちは「パパっ子」になる時期が訪れるとか。「後追い」も「パパ見知り」も、子どもの成長過程における“1シーン”なのかもしれませんね。
文/河井奈津