ついこの前まで自分も「新人女子社員」だったのに、今や立派な中堅社員となりママとなり。新入社員の話す言葉の意味がわからなかったり、自由な行動に戸惑ったことはありませんか? 世代間に生じる〝世代間ギャップ〟に、ママたちはどのように対処しているのでしょう。
積極的に巻かれてみる(さきさん/40歳/事務)
同じ部署の女性社員では、私が一番年上です。なので最近では、20代前半の女子社員の会話についていけない場面もたびたびあります。 とくに困惑させられるのが、会話に出てくる〝略語〟の数々。「もう〝サビ残〟は勘弁してほしいですよー」なんて言われても、「え、さびざん? なにそれ?」とちんぷんかんぷん。そんなときは、カッコつけずに「それ、どういう意味?」と食いつきます。
「サービス残業のことですよぉ〜!」「あ~なるほど! 私も使おっと!」とノリで答えています(笑)。 でも取引先に「こちらは〝銀振〟でお願いします」なんて言っているのを聞いたときは、「銀振ってなに?」「あ、銀行振り込みです」「仕事で略語はダメでしょ!」と叱っておきましたが。 まぁ実際に使ってみると「サビ残頼まれないうちに、さっさと帰ろ!」「そうですね!」とテンポも使い勝手も悪くないですよ。これもコミュニケーションのうち、ですかね。