なぜランチメイト症候群になってしまうの?


ランチメイト症候群になってしまう原因として考えられるのは、他人からの評価を気にしすぎるということ。日本人は、他人の目を気にするだけではなく、他人のこともよく見ているという国民的な特徴があります。これは日本社会でうまく立ち回るためには必要なことなのですが、自分が他人のことを見ているからこそ、相手にも見られているのではないかと感じ、『他人からどう思われているか』を気にしてしまう要因になっています。周囲の評価を気にするあまり、自分に自信を持つことができず、ランチメイト症候群になってしまうのです。

 

最近の傾向としては、スマホを持ち歩いていればすぐに誰かと繋がれるということも、ランチメイト症候群に陥る原因です。誰とも繋がっていないことに不安や恐怖を感じてしまい、それがランチタイムにも影響してしまうのです。

 

また、過去に仲間はずれやいじめに遭っていた経験がある人や、他人と話すことが苦手な人は、コミュニケーション不足が原因でランチメイト症候群になってしまうこともあります。周囲とコミュニケーションがうまく取れないことで、誰もランチに誘うことができず、1人でランチタイムを過ごすしかなくなるというわけです。